はじめに
こんにちは、ガジュマル夫婦です。 妊娠中や産後、小さなお子さんがいるママにとって、美容院へ行く時間を確保するのは難しいもの。 そこで、自宅で美容院と同じクオリティの施術を受けられる「訪問美容」サービスに注目が集まっています。
しかし、「どんな施術が受けられるのか？」「法律的に問題はないのか？」といった疑問も多いのではないでしょうか？
実際に訪問美容を利用することで、妊娠中や産後でも美容院と同等の施術を受けることができ、移動の負担がなくなるというメリットがあります。また、リラックスした環境で施術を受けられるため、ストレス軽減にもつながります。
この記事では、訪問美容のサービス内容から法的な規制、利用時の注意点まで、徹底的に解説します。
1. 訪問美容とは？どんな施術が受けられるのか？
訪問美容とは、美容師が自宅や介護施設などに訪問し、カットやカラー、パーマといった美容院のサービスを提供することです。
訪問美容で受けられる主な施術
- カット：髪の長さを整える、スタイルチェンジなど。
- カラー：白髪染め、リタッチ、フルカラーなど。
- パーマ：ボリュームを出したり、スタイルを作る。
- シャンプー・ブロー：訪問美容ではドライシャンプーが主流。
- トリートメント：髪のダメージ補修。
2. 訪問美容の法的な規制とは？
訪問美容は、どこでも自由に営業できるわけではありません。
美容師法との関係
美容師が美容業を営むには、「美容所（＝美容室）」を設置し、保健所の許可を受けなければなりません。
美容師法の規定
第3条 この法律で「美容所」とは、美容の業を行うために設けられた施設をいう。
（美容所以外の場所における営業の禁止）
第7条 美容師は、美容所以外の場所において、美容の業をしてはならない。ただし、政令で定める特別の事情がある場合には、この限りでない。
しかし例外があり、特定の条件を満たせば訪問美容が許可される場合があります。
（美容所以外の場所で業務を行うことができる場合）
第4条 美容師が法第7条ただし書の規定により美容所以外の場所において業を行うことができる場合は、次のとおりとする。
- 疾病その他の理由により、美容所に来ることができない者に対して美容を行う場合。
- 婚礼その他の儀式に参列する者に対してその儀式の直前に美容を行う場合。
- 前二号のほか、都道府県が条例で定める場合。
また、平成28年の改正により、訪問美容の対象範囲が広がり、妊産婦も訪問美容サービスを受けられるようになりました。（詳細は厚生労働省の公式資料: 厚生労働省PDF）
違法業者に注意！
訪問美容は法律で規制されているため、無許可の違法業者が存在する可能性があります。
- 美容師免許を持たない人が施術するのは違法
利用する際は、必ず正式に派遣された美容師であることを確認しましょう。
公式サイトやSNSでチェック、また口コミなどを確認することをお勧めします。
3. 訪問美容の料金相場
訪問美容の料金は、美容院と比べて多少高くなる傾向があります。
| 施術内容 | 料金相場（円） |
|---|---|
| カット | 3,000～6,000 |
| カラー | 5,000～10,000 |
| パーマ | 7,000～12,000 |
| シャンプー・ブロー | 2,000～4,000 |
※ 出張費が別途かかる場合あり（1,000円～3,000円程度）
まとめ
訪問美容は、妊婦さんや産後ママが「美容院に行くのが大変」という課題を解決できる素晴らしいサービスです。 しかし、法律の規制や、違法業者の問題もあるため、利用する際はしっかりと事前確認を行いましょう。
信頼できる訪問美容サービスを選び、無理せずキレイを保ちましょう！
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